インターンシップ全日程が終了!


おばんでございます。

 

当館では初めての受入れとなるインターンシップ4名の約1週間の研修が終了し、本日みんな帰ってしまいました。

この1週間を記録的に写真で少し振り返りします。

 

今回は立命館アジア太平洋大学(APU)の外国人学生3名と山梨県立大学の宮城出身学生1名。

この4人が上手にコミュニケーションをとれるのか?
自分たちは3人の外国人学生たちと上手にコミュニケーションがとれるのか?

一日のうち、半分の時間はホテルのフロントや朝食バイキング会場でのホテル業務。もう半分の時間は、ホテル内のドリンクメニューやインフォメーションなどの表記物の英訳業務が基本的な研修内容。あとは滞在中に気仙沼の魅力を英語でSNSで情報発信すること。

大丈夫かな~。
理解してもらえるかな~。

そんな不安な気持ちのまま彼らを出迎えた。

 

しかーし!

まーーーったく問題なし!!(笑)

めっちゃ日本語うまいやん!!

 

堺   「日本語上手だねー」

ドニー 「いやいや、そんなことないですよ~」

堺   「いやいや。その返しが日本人だから(笑)」

 

と、レクレーションの中で翻訳資料の確認とチーム分け、終了時の目標確認から始まった初日。
特に翻訳は、ただ直訳するのではなく、きちんと理解してもらえる翻訳をすることを目標にしてもらった。日本語メニューを正しく伝えようとする佐藤さん、初めて聞く単語を自分たちで調べながらの作業。時間はかかった。

東日本大震災についても話したな~。
APUの3名は、昨年の熊本地震も実際に経験。とても怖かったこと、何もできなかったこと、どうしていいかわからなかったことなどを話してくれました。
親身に聞いて、質問もしてきて、これからも日本で住むうえでとても勉強になったと言ってくれました。

 

翌日からは実際にホテル業務研修も。
朝食のバイキング会場でのサービス業務や、フロントでのお出迎えやお見送り。
それにしてもカッコよすぎるわ(笑)

APUは大分県別府にあります。
彼らは普段から別府の温泉ホテルなどでアルバイトをしているので、お客さまに接する姿勢はとても立派!!
お客さまも珍しがって?話しかけてくるんですが、そんな会話も楽しみながら仕事してくれていました。

ホテル内での研修はこれの繰り返しでした。

 

この期間、気仙沼の魅力や楽しさを感じてもらおうと市内観光研修もありました。

 

①出船送り

漁師さんを誇りに思う気仙沼の人々の様子や、まぐろ漁の仕方などなど。
これから出港するこの漁師さんたちは1年以上も家族と離れ世界の海でまぐろを捕ること、自分たちはそのまぐろを食べれることに感謝すること。
この出船送りの情景は気仙沼らしく強く心に残ってくれたと思います。
実はその話しをしたとたん、男2人はいつの間にかこの漁船に乗り込み漁師さんと写真を撮ってました。わたしはビックリして写真を撮り忘れてます(笑)

②さんま初水揚げと塩焼き


23日、気仙沼に今年初のさんま水揚げがありました。
ホテル下のお魚いちばでは、さんまゆうパックの出発式と塩焼きのお振舞いがあったので、「よし!さんま食いにいくぞ!!(笑)」

「冷凍のさんま」とか「スーパーのさんま」しか見たことがないということで、「生のさんま」の新鮮さとその量、美味しさにに驚いていました。
マイケルはさんま3尾をペロッと。ドニーは2尾をペロッと。
この日のさんまは1尾@250円の高級品なんだけど。。。。
ま、ま、いっか(-_-;)

また、気仙沼から(弊社から)全国にさんまを送っていることも知ってもらい、
「別府でさんまを買うときは気仙沼産だぞ」と(笑)

阿部社長ともご対面。運よくホヤぼーやともご対面。よかったね(笑)

 

③気仙沼市内観光

気仙沼の経済の源である気仙沼魚市場はぜったい見学してほしく、みんな7時に集合。
別府でも山梨でもどこのスーパーでも見たことのない大きな魚ばかりに驚きの連続(笑)
興奮して巨大なめかじきの横に寝そべって写真を撮ろうとするマイケルを制止するのに必死なわたし(笑)
まぐろ・めかじき・かつお・サメなどなど。
大分県や宮崎県の九州船籍の他、全国の漁師さんが気仙沼でも水揚げすることを知ってもらった。


そして弊社の水産工場も視察。
魚の鮮度を維持するマイナス45℃の冷凍庫にも大興奮!(笑)
「さむーーーーい!」「いたーーーーい!」

自社で買った鮮魚や作った商品をホテルで提供していること、お魚いちばで販売していること、阿部長商店の「強み」について理解してもらえた。


大島へも渡航。ウミネコ餌付けにも大興奮(笑)
「こんなことしたの初めてです~!」
「気仙沼のこの海と山の色と自然がキレイですねー。別府も海がありますがこんなキレイな自然はないです」



海の市で氷の水族館とシャークミュージアム。
写真はありませんが震災時の津波の映像にみんなちょっとウルウル。
「気仙沼の人たちはここから立ち上がったんですね。強いですね」


気仙沼観光コンベンション協会で働くアメリカ人のニシャントへ挨拶。
ここで働いている経緯とか、外国人の働きというか役割というか。なのかな。
ほぼ英語だったので、何を話していたかわからず(-_-;)
でもきっと就活に役立つお話しが聞けたんじゃないかな?


岩井崎では大島同様に気仙沼の自然を満喫。
ところでマイケル。お前はモデルか?(笑)


あ、そうそう。ランチはアンカーコーヒーさんで。
このアンカーコーヒーさんでもAPUの学生インターンシップを受け入れています。
残念ながら3日前にベトナム出身の女の子2名が研修を終え帰省していて会えずに残念。
写真一番奥の女性フェンもベトナム出身であり、大学でもお友達ということで、まさかの気仙沼で会わせたかったな~。

 

とまあ、こんな感じであっという間に1週間が終わりました。

最終日には成果発表会。
わたしと女将さんだけではなく阿部社長も出席していただき、各自からこの1週間を振り返って感想を述べてもらったり、翻訳した内容の発表、今後への課題などなど。
短い時間の中で、よくまとまった発表でした。

最後には、サプライズで阿部社長から修了証の贈呈と、女将さんから記念品の贈呈。
最後の最後、これはうれしかったらしいです(笑)

今回の4名にとっても初のインターンシップ。
お互いに初めてということでしたが、コミュニケーションをとりながら、うまくできたのかなと思っています。

わたしだけではなく、ホテルスタッフみんなにとっても良い経験になりました。

この研修期間でやってもらったことは、気仙沼プラザホテルに宿泊していただく外国からのお客さまに満足していただけるような資料を作ること。情報発信すること。

そして何より、気仙沼を好きになってもらうこと。

全てにおいて目標達成かな?

 

帰る際には、みんな「また遊びに来ます!」って言ってくれました。
ゼッタイまた会うぞーー!

またチャンスがあるなら、APUインターンを受け入れたい。
今度は英会話だ!
そう思うのでした。

担当:船長

 

気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル

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