宮城県産ホヤが米国へ!!


先週のことになりますが、今日はそれを・・・

 

皆さんは、ホヤが好きですか?

あ、ホヤはご存知ですよね?
ご存知ない方のために。

はい。

あ、違う違う。
これは気仙沼の観光キャラクターのホヤぼーや。

しかもお茶っこ飲みしてる場合じゃねえし。

 

ホヤはこれです。

海のパイナップルと呼ばれ、まあ、好き嫌いがハッキリしている食材で、どちらかといえばお酒好きな方は好んで食べられるかな?
春から夏にかけて食べられる季節食材です。
気仙沼でも水揚げが始まってまして、産地で新鮮なうちに食べるのが〝通〟です。
食べたあとに水を飲むと、あら不思議!水が甘く感じます(笑)

皆さんは、ホヤの生産量日本一が宮城県だとご存知ですか?国内でのシェア率は70%を超えるくらい生産されています。

実はそのホヤ、東日本大震災以降は原発事故の影響で、主力の輸出先であった韓国では禁輸措置がとられ出荷が滞っており、毎年毎年とんでもない量のホヤが廃棄処分されているのです!

本当にもったいないし、生産者さんは泣いています。。。

 

そこで!

宮城県は、県内産ホヤの販路を拡大しようと、米国の韓国系住民の多いカリフォルニア州でプロモーションを展開してきました。

現地で好評価を得られたことから、この度、米国向けに輸出することになったのです!!

 

その重役を担うのは、弊社阿部長商店も属している

【株式会社三陸コーポレーション】!

”SANRIKU”ブランドを世界へ。

気仙沼市の阿部長商店を中心とする水産加工業者7社の広域連携体「SANRIKU ブランド水産物輸出プロジェクトチーム」の設立に合わせ、三陸産水産物の輸出窓口等の機能を担う目的で設立された会社です。海外販路開拓活動では東南アジア地域(シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア等)の量販店に向けた市場開拓と販促活動を進めており、現地での商談会開催、日本へのバイヤー招聘を開催しております。

 

そして、先週の3月19日になりますが、

第一便が米国へ向け出荷されていきました!!

 

その輸出するホヤ(商品)はこちら!!

冷凍加工されているパッケージ商品です。
こっそり試食しましたが、臭みもなくうまい!!

冷凍商品ですが、生の新鮮なホヤと比べても遜色なし!!

その第一便出発式前には弊社阿部社長が取材に追われていて、期待度の高さがうかがえました。

挨拶やテープカットのセレモニーがあり、

無事に商品を積んだコンテナトラックは出発したのでした。

 

この輸出が、宮城県産ホヤの大量廃棄処分もなくなり、生産者皆さんが喜び、米国に住む韓国系住民の皆さんもハッピーになり、韓国自体での禁輸措置が解除されたらいいなと思います。

国内の皆さんも、宮城県産ホヤを食べてくださいねー!

 

船長

 

気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル

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祝!三陸沿岸道路(大谷海岸IC~気仙沼中央IC)開通!!


全国の気仙沼ファンの皆さま!

お待たせいたしました!!

 

本日は念願の!念願の!!

三陸沿岸道路の

大谷海岸IC~気仙沼中央IC

開通しました!!

部分開通にはなりますが、これでまた一歩、これは本当に大きな一歩ですねー。

これから一年一年、区間が伸びたりくっついたりで、再来年度には気仙沼港ICも開通し、ホテルから約10分でIC!真っ直ぐそのまま高速道で仙台まで!!なんて夢のような道路ができあがるんですよね~。

は~~楽しみで仕方がない(笑)
観光振興にも大きな期待が膨らみますね!

 

ちなみに、今後の開通予定はこの通りです。

楽しみしかないですね~~~~。

 

 

ということで、今日の開通式へ行ってきました!!

式典会場前では宮城県のむすび丸と気仙沼市のホヤぼーやが皆さんをお出迎え。

式典前には地元の郷土芸能で雰囲気を盛り上げ、お祝いムードが出てました!

チビッ子もお母さんもがんばれ!!(笑)
(※ホテル従業員の息子さん(笑))

獅子舞いも!

虎舞いも!!

気仙沼市長も!!!お祝いされて(笑)

大谷大漁唄いこみ保存会の皆さんも!!

神様も!!??(笑)

防衛大臣衆議院議員の小野寺五典さんも駆けつけてくださいました!!
気仙沼出身ですからね。そりゃあこんなめでたい時には来ていただかないと!

 

そしていよいよテープカット!!
小野寺大臣と宮城県村井知事も参列。

司会の合図とともにファンファーレが鳴り響き、

開通おめでとうございまーーーす!!

気仙沼の人たちにとっては、本当に心から待ちに待った開通です!!

会場内では、たくさんの方々に「プラザさんこれから頼むよ!これから期待してっからね!」と激励のお言葉をいただいてしまいました(^_^;)

ほんと、がんばらないと!です。

 

テープカットのあとは、関係者の車列パレードで大谷海岸ICまで。
沿道にはたくさんの気仙沼の方々が喜びでいっぱいでした。

開通式はここで終了。
一般開通は15:30~でしたので私は撤収。。。。

 

 

ということで!早速15:30に乗ってきちゃったのであります!!(笑)

ちょっとだけご案内しときますね。

 

気仙沼中央ICは気仙沼市内のバイパスから接続されています。
案内もしっかり出ています。

しばらく走ると、岩井崎ICがあります。
ただし、この岩井崎ICはハーフなんです。
基幹農道に直結なので中型以上?は下りれないし、岩井崎に近いかと言われたら、ムムム・・・という感じ。

これでわかるかな??(^_^;)


岩井崎へ行く際には、今まで通りの国道で行くことをオススメします。

今日は初日ということもありとても混雑してましたが、落ち着けば便利な道路になるはずです。

ホテルでも心ばかりのお祝いムードを。

行政並びに関係者の皆さま、このような道路を開通させてくださって本当にありがとうございます!

さ、これから受け取ったわたしたちががんばるぞ!!

ね!!

ということで、皆さん!
新しい道路で気仙沼に遊びに来てくださいね!!

担当:船長

 

気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル

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Kesennuma,Voices.presents 【デンマークとさんま十勇士】上演!


「ケイゾク」「SPEC」「トリック」など数々の人気作品を手がけてきた堤幸彦監督と震災発災年から気仙沼の〝声〟を毎年記録している作品「Kesennuma,Voices.」。

今年で7年目であり、7作品目。

記録している中でも、毎年違うテーマで記録をしてきました。

 

その7年目。。。

今年は更に前へ!ということもあり、堤監督、なんと!気仙沼で子どもミュージカルをやっちゃいました!

いよいよ堤監督の本領発揮!!といった感じなところでしょうか(笑)

 

タイトルは

【デンマークとさんま十勇士】!

ん?・・・「デンマーク」?

ってなりますよね(笑)

 

「デンマーク」とは、皆さんがテレビやラジオでお馴染みの生島ヒロシさん(気仙沼出身)の小学生時代の音楽の先生「まさこ先生」の〝あだ名〟なんです(笑)

 

そう。これは生島ヒロシさんが小学生時代のほぼ実話物語。気仙沼がとても豊かだった1962年頃の気仙沼での物語なんです。

その頃さんまの水揚げ時期には、さんまを大量に積んだトラックがカーブで曲がる度に、「ボトボトボトーー!」とさんまを道路に落としてしまうくらいさんまが豊漁で、それをみんな拾って夕ごはんにしていたとか(笑)

そんな時代背景の中、ヒロシさんたちはデンマークの指導のもと合唱コンクールをめざし、日々練習を積み重ねるわけですが、まあいろいろな事件もあり、仲直りもあり、そんな様子が笑いと感動の涙を生んだわけです。

そんな日常が舞台になっています。

 

 

年明けにオーディションを行い、初のお稽古があった日は

なんと1月下旬(/ロ゜)/

 

本番の3月3日までとても時間が少ない中、公民館などで子どもたちが一生懸命にお稽古に励んでくれたおかげでなんとか間に合いました。

しかも舞台上で使う美術品は全てダンボールで手作りにしようという堤監督のアイデアで、スタッフさんが夜な夜なメチャクチャがんばってつくってくれました。

蝶ネクタイ


ショートケーキ


看板
などなど。

 

そのうちにポスターもできあがり、チケットも1000円で販売。

このポスターの絵は出演する子どもたちが書いた絵になるんですが、とにかく全てにおいて手づくり感がスゴイんじゃ~(笑)

それだけじゃない。
この舞台の脚本も楽曲もすべてオリジナル!

関係者の皆さん、本当にありがとうございました!!

 

そして迎えた3月3日の公演日!

上演前には総合企画・演出の堤幸彦監督はもちろん、この物語の主人公でもある生島ヒロシさん、演出の生島勇輝くん、振付の生島翔くん、この舞台に多大なご協力をいただいた気仙沼市民劇団うを座の齊藤さんとで囲み取材もあり、メディアからの注目関心の高さも感じました。

さあ!いよいよ開演!!

今回は2回の上演をしたのですが、合わせて250人ものご来場がありました!

メチャクチャくれしかったです!!

その頃、楽屋では、、、

円陣をくんで「がんばるぞ!おおおーーーー!」(笑)

 

舞台最中の様子は写真でお楽しみください。

笑いもあり、時折、涙もあり。。。

ミュージカルですから当然歌もあり。その歌の最中には会場内から手拍子が自然とわきあがり。。。

舞台上と会場内の一体感があってメチャクチャよかった!

そこまで演出してくださった堤監督と生島ヒロシさんのトークの力がほんっとスゴイ!!

関わってくださったみんなの熱意と優しさと気仙沼愛がスゴイ!!

 

堤組気仙沼支部長として、前説とピンスポを担当したわたくしですが、もうそれはそれは笑いながら泣きながらのお仕事でした。

終演後にはみんなでお見送り。

「よかったよ~」「楽しかったよ~」「懐かしかったよ~」「感動したよ~」

とたくさんの賞賛の声が子どもたちにかけられました。

 

そしたらなんと!その中に!!!

「デンマーク」こと、本物のまさこ先生が!!!!!


(イスに掛けている女性が本物の「デンマーク」)

これまたほんっとうれしかった!!

 

数多くの俳優・芸能人との大舞台をつくりあげてきた堤監督も、「この舞台はメチャクチャよかった!」と言ってくださり大大大絶賛!!
噂では、「これは東京でもやりたい!」と言ってるとか(笑)

そんなことが実現できたらいいですね~(笑)

 

この舞台を観劇してくださったお客さまみんなに、笑顔と元気が届けられていたら、それはそれはうれしいことです。

また、この舞台は、3月11日0:00~TBSオンデマンドで配信される予定の
「Kesennuma,Voices. 7」の中でご覧になれる予定です。
ぜひ、ご覧ください!

TBSオンデマンドはここをクリック!

 

 

堤監督、生島ヒロシさん、勇輝くん、翔くん、齊藤さん、携わってくださった多くのスタッフ関係者皆さん。

おそらくこれは、震災がなければ決して生まれなかった作品であり、「人の繋がり・人の絆」です。

無くしたものはあまりにも大きいけど、ここから得た〝絆〟は、誰もが人生の宝や財産となって、ずっとずっと心に残って、これからも繋がり続けていくことでしょう。

一日一日を、一期一会を大切にしていきたいと思います。

この舞台の最後の台詞は

「覚えていよう。今この時のこと」

 

 

まもなく3月11日を迎えます。

 

東日本大震災発災から7年。

まだまだ復興最中です。

ただただ前を向いて、歩いていきたいと思います。

 

劇中歌 ~船は行く~

広がる台地を駆け抜ける風は優しく
リアスがもたらす 豊かさが笑顔の源
いつまでも一緒だと 信じて疑わずに
過ごした日々 かけがえのない時間こそ宝物

あの山越えて あの海を越えて
僕の船は 今 旅立つ
時化の時もあるだろう それでも太陽は昇る
未知なる道をためらわず行こう
僕ら 海の町育ちは
笑い合い 歌い合い 支え合う
そして また 出会える

 

船長

 

気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル

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