先日、普通救命講習を受講してきました。
突然目の前で人が倒れたとか、それだけならまだしも、心臓や呼吸が止まってしまった。そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こんな人の命を救うのは、そばに居合わせた、居合わせてしまった「あなた」なのです。
と言われ、ずいぶんドキっとしてしまいました。
わたしたちの仕事は多くの人と接する仕事なので、こういったケースに遭遇する確率は非常に高いです。
救急車を呼ぶのはもちろんなのですが、救急車が到着するまでの時間(全国平均で約9分)で、助かるか助からないのかは、そこに居合わせた人ができる「救命処置」で、命の助かる確率が大きく変わります。
その時に、きちんと対処ができるよう勉強してきました。
まずは心臓が止まってしまっていた場合は、胸骨圧迫で心臓を動かします。
これが一番大事だそうです。
救急車が到着するまでやり続けることだそうです。
人工呼吸も。
顎を上げて空気の通る軌道を確保するのが意外と難しかったです。
AEDの使いかたも。
勘違いしていたのは、AEDは心臓を動かす機械ではなく、心臓を止めるものだそうです。
異常な動きをしている心臓をいったん止めて、その後に続ける胸骨圧迫で正常な動きに戻すための機械なのです。
怖がることはありません。電気ショックを与える前に機械が診断して指示を出してくれるので、それに従い行動していけばいいんです。
チームになっていろいろなシュミレーションをしました。
でも、いざって時には焦ってしまうんでしょうね。。。
そうならないように訓練を積み重ねることが大切なんですよね。
知ってると知らないとでも大きく違うと思いますし。
消えかかっている命を目の前にした時どうしますか?
機会があれば、是非こんな講習を受けてみてください。
船長
気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル