Kesennuma,Voices.6 特別上映会


4月9日(日)に、当館にて

「Kesennuma,Voices.6」

の特別上映会がありました。

この作品については以前からも紹介させていただいてきましたが、東日本大震災後の気仙沼の復興へ向かう、気仙沼人の「声」の記録、まちの記録であります。

毎年恒例となりましたこの上映会には、気仙沼市内・外から100名を超えるたくさんの方々がご来場くださり、また、企画・構成をしてくださっている堤幸彦監督、主演の生島勇輝さん・生島翔さんも、今年も東京から駆けつけてくださり舞台挨拶もありました。

中には、こんな作品を作っている事を初めて知ったという方もいて、
「もっと早く知っていたかった」
「これまでのKV1~5も観たい」
「これからも継続してほしい」
などのお声が聴かれました。

ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

この「Kesennuma,Voices.」は10年は続けると言ってくださっている堤監督。それは、震災直後からの気仙沼復興の10年の貴重な記録なのです。

たしかにKV1~6を続けて観ていくと、まちの変化、被災された方々の気持ちの変化がしっかり作品として記録されています。

これは、堤監督かなりの「覚悟」をもっての取り組みであります。

まだご覧いただいていない皆さま、TBSオンデマンドで配信されている作品でありますので、是非ご覧ください。

まずは2週間無料ですのでお気軽にどうぞ。
TBSオンデマンド「Kesennuma,Voices.6」はこちらから

また、堤幸彦監督が自身のブログで以下のような投稿をしてくださっています。
気仙沼から、また新しい〝作品〟が生まれるかも??(笑)

 

気仙沼

2017-04-10 21:32:03 | 日記

日曜日は気仙沼にて「Kesennuma,Voices.6」の披露会。

ご出演いただいた皆様、
お世話になった皆様、
関係者の皆様に気仙沼プラザホテルの宴会場に集まっていただいた。

気仙沼プラザホテルはボランティアで伺い始めた当初からお世話になっていて、
大切な『家』のようになっている。
支配人、おかみさんはじめとしてスタッフの皆さんが本当に暖かい。
温泉もあり、
食事も美味しい。
おみやげも楽しい。
全国の皆さんに自信を持ってお勧めできるホテルだ。

「Voices」での6年にならんとする気仙沼の皆様との付き合いも段々親密になり、
いよいよというかそろそろというか、
“気仙沼発”のエンターテイメントを創ってみようかという気になってきた。
大学や放送業界の大先輩である生島ヒロシさんの少年時代の昭和30年代中盤、
活気溢れる国際港=気仙沼港町を闊歩する少年達の抱腹絶倒のストーリー。

作りたいなあ。
どなたかこの指とまらないか、、

そして、
今回の「KV6」の特集企画「亡き人への手紙」の企画者である東北学院大学の金菱教授とも久々にお会いした。
舞台挨拶での変わらぬ聡明で的確な発言に感動する。
ワタシの学者コンプレックスは更に増大した。
(笑)

ぜひ金菱教授の編纂した「悲愛」という書籍をお求めいただきたい。
「KV6」でも登場いただいた気仙沼の三人の方の手紙も入っている。
そこには一般的なインタビューでは感じることのできない、
“身内や大事なもの”を喪った皆様の尊い愛の実相に触れることができる。
被災地に伺っているからだろうか、
最近、こんなにも心を揺さぶられた書籍はない。

離島・大島に架けられた橋を見物。

高速道路も追々開通するとのこと。
気仙沼も大きく大きく変化していく。

堤幸彦の2017日記はこちらから
今後とも、この作品への応援をよろしくお願いします!
担当:船長
気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル
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