先日の日曜日のこと。
ホテルすぐ下にある、渡辺謙さんのカフェ「K-port」で、謙さんが何やら新しく楽しそうなプロジェクトを気仙沼で立ち上げるとのことで、いってきました！
あ、もちろん謙さんもお越しになってのことです。
じゃん！
ね(笑)
いるでしょ(笑)
〝世界の〟渡辺謙さんが、気仙沼に来てるってスゴイですよね～
謙さんは気仙沼の人たちにとって、とても身近な方となっています(笑)
で、そのプロジェクトというのは、
明後日朝顔プロジェクト（in気仙沼）
というもの。
実はこれは昨年１０月に、謙さんと日比野克彦さんによるトークセッション「街にアートがやってくる。なんてどう？」の中で、謙さんが「気仙沼の内湾をアートであふれるまちにしたい」と思いを披露したのに対し、日比野さんが「朝顔プロジェクト」を提案されていたものです。
※「明後日朝顔プロジェクト」について
2003年に新潟県十日町市莇平（あざみひら）で始まったプロジェクトは今年で15年目に突入しました。日比野克彦氏の各地での活動に呼応するかのように朝顔の種は全国へと運ばれ、人と人が繋がり、大きなネットワークとなっています。朝顔の育成を通して、人と人、人と地域、地域と地域のコミュニケーションを促し、現代社会に於ける人と地域の関係の検証、人と人の関係性の中から創造されてくるカタチを芸術の根本と捉え、社会のの中における芸術性・多様性を試みています。
謙さんから、これを気仙沼でもやろう！〝緑のカーテン〟で街全体を彩ろう！という呼びかけがあったわけで、説明会に一般市民、高校生や教職員などプロジェクトに賛同して種の配布を希望した約５０名が集まったわけで。
これは、気仙沼を朝顔でいっぱいにしたいからというよりは、このプロジェクトの趣旨のとおりで、朝顔をみんなで育てることをきっかけに、世代や職種などを越えて「気仙沼の未来づくり」にみんなで取り組んでいこう！というものです。
以前の１０月の際にも参加していたわたしですが、その時に日比野さんが話してくれたお話しで特に印象に残っているお話しがありました。
「自分たちでまちをつくれば、自然に愛着が湧く。郷土愛が育まれていく」ということです。
与えられたものには、なかなか愛着が持てないが、自分たちでつくったものには少なくとも与えられたものよりは愛着が湧く。
確かにそうだと思いました。少なくとも自分は、震災がきっかけではありますが、気仙沼をなんとかしないと！と思い、まちのさまざまなプロジェクトに巻き込まれ参加しているうちに気仙沼が大好きになりました。まちづくりに参加しているという意識が生まれたのだと思っています。
朝顔の種まき、育成、収穫をして、その収穫した種がもっといろいろな人たちに広がって、その輪がどんどん広がって。
しかもそこには謙さんもいて日比野さんもいたりして。
あ、みんなで収穫祭もしたいね～って謙さんが言ってました(笑)
最後に、このプロジェクトの先進地である莇平で昨秋、謙さんらが採取した朝顔の種が配布されました。
今年はこの莇平産を育て、秋に種を採取し、来年は〝気仙沼産〟を普及させていく予定です。
この育ち具合などの情報は、またお知らせしていきますね。
この楽しそうなプロジェクト、応援お願いします！
そして来年以降、多くの気仙沼の方々が参加してくれるよう願います！！
担当：船長
気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル