気仙沼Voices.2017「震災の記憶 後世へ」


おばんでございます。

 

気付けば11月になりました。
今年も残りわずかとなってきましたね。
一年があっというまです。

さて、10月28日の三陸新報の記事からの抜粋になります。

気仙沼市で震災遺構となる旧気仙沼向洋高校校舎で、市の保存整備事業がスタートしました。

年内は保存しない施設の解体、撤去作業。年明けからは校舎の保存工事などを本格化させるようです。

その保存工事では、公開範囲での見学者や安全衛生環境を確保するため、消防や設備や手すり付きの見学デッキ、エレベーターなどを設置。立ち入り防止フェンスや駐車場、排水設備、外灯などの外構工事も行うようです。
校舎の中庭に整備する震災伝承館とプロムナードセンターの建設工事も同時に着手しています。

公開は19年3月の予定です。

 

もう多くの方々が見たであろう被災した旧気仙沼向洋高校。

しかし、中に入ったことがある方は少ないと思われます。
わたしは何度か入らせていただきましたが、あの津波が襲ってきた時のまま。

当日書いた、学校に残った人数を記録していた黒板、津波によって校舎3階までは入り込んできた自動車、水産加工場から流されてきたであろう魚の死骸などなど、あの日の記憶が思い出されるような光景が残されています。

今後、これをどのように見せ、何を考えさせ学んでもうらうのか。

この「遺構」をどのように活かすのかを、経験したわたしたち市民は、行政といっしょになって考えていかなければいけませんね。

施設をつくったら終わり。ではいけません。

担当:船長

 

気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル

公式ホームページからのご予約・お問い合わせはここをクリック!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA