おばんでございます。
今日は気仙沼から、さんま漁船団が一斉に出漁していきました!!
8月20日から大型船のさんま漁が解禁になることから、一路、北海道(釧路周辺の漁港)を目指し、解禁日から道東沖合でさんま漁が一斉に始まります。
もう、「秋」が来るんですね~(笑)
ということで!
毎年の恒例行事!
「気仙沼つばき会」の皆さんが主催してくださる
一斉出船送りに行ってきました!!
まずはオープニングセレモニー!
大漁を願い、景気づけに、唐桑の「鮪立大漁唄い込み」!
そして、同じく唐桑の「崎浜大漁唄い込み」!
どちらも、昔から伝統文化として継承されている大漁を願う唄であります。
次の景気づけは、太鼓の競演!
ちびっこ太鼓団がメンコイごど~~~(笑)
太鼓にあわせて舞う佐藤さんの躍動感もスバラしい~~
よっ!!
その後は、気仙沼漁協の斉藤組合長からご挨拶
気仙沼市、菅原市長からご挨拶
そして、気仙沼港でのさんま大漁と航海安全を祈願して、漁労長さん方が揃ってお神酒で
乾杯!!
気仙沼つばき会さんから、「気を付けていってらっしゃい」と花束贈呈。
セレモニーの最後は、各漁船の漁労長を代表し、第81豊清丸の中舘漁労長が、気仙沼への想い、大漁への想い、謝辞を述べ、セレモニーは終了しました。
いざ、出港!!
と、思ったら、これまた景気よく大喜丸から出港の祝い餅振る舞い!
なんとその数8000個!!
気仙沼人は、餅まき参加がいつでも大好きです(笑)
さ!!いよいよ出港だ!!!
出港の直前にはドラマがあります。
それは家族とのしばしの別れ。
「お父さん行ってくるからな」なんて言ってるんでしょうかね。
第3大喜丸の井上漁労長です。
漁師さんも、どこかこれからの漁を楽しみにしているようにも見えます。
さ!出るぞ!!
家族、関係者、つばき会の女将さん方、スナックのママさんたち、観光のお客さん、市民の皆さん、とにかくみ~~~んなで福来旗を振って、見送ります。
演歌歌手の大城バネサさんも、大漁と航海安全を願い、景気づけに歌い続けてくれていました。
船は七色の紙テープをなびかせ、どんどん出港していきます。
「いってらっしゃーーーーい!」
「元気でねーーーーー!」
「さんま待ってるよーーーーー!」
「もう帰ってくんなよーーー!」(どっかのお母さんが言ってた(笑))
岸壁から見送る方々から、いろんな声が聞こえてきます。
もちろん船からは漁師さんもその声に応えて手を振り、別れを惜しみます。
お!!中舘漁労長も!!
「いってらっしゃーーーい!帰ってきたらまた毎日温泉に来てねーーーー!」
怒涛のごとく、大漁旗をなびかせ、そして集魚灯でかっこよく彩ったさんま漁船団は、気仙沼港を出港していきました。
いや~~。
やっぱ漁師さん、かっこいいや。
これは気仙沼の、いや、日本の誇りだよね。
いや~~~、気仙沼っていいわ。
と、心の底から思わせられる行事の一つであります。
全船が出港したあとは、気仙沼つばき会代表の高橋さんからご挨拶。
毎年このような盛大な出船送りをやってくれて、本当にありがとうございます!!
そして、司会の岩手佳代子ちゃんもおつかれさまでした(笑)
さすが、佳代ちゃん(笑)
片づけ作業も終わり、気仙沼つばき会の集合写真(笑)
皆さん、朝早くから本当におつかれさまでしたーーーー!!
うちの女将さんもいま~~す(笑)
女将さんもおつかれさまでした~~~~(笑)
ということで、さんま漁船は出港しました。
気仙沼でさんまが初水揚げされるのも、そう遠くありません。
毎年これが終わると、秋が一気に近づく感じです。
皆さん!気仙沼のさんま、今年もたくさん食べてくださいねーーー!
担当:船長
気仙沼温泉 気仙沼プラザホテル